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| 7月、2週のオススメ本
22歳から世界を放浪するニート人生をスタートさせ、
商社勤務してからも世界僻地を飛び回り、
放浪癖からついにレアメタルを専門とした商社を自分で立ち上げた著者。
僕もちょくちょく中国に出張で行き、世界と日本の違いをまざまざと見
せつけられますが、著者の経験はレアメタルという世界僻地を飛び回ら
なければいけない商材だけに、僕らの経験とは比べようが無い異文化交
流です。
貧しい国では、生きていくために親が子供の目を潰したり、両腕を切断
したり、
日本では信じられないような現実が存在しています。しかし、生きるこ
とと死ぬことを天秤にけければ、目や腕を失うことの方がましという国
の現実。
著者は世界を飛び回り国々の現実を直視しながら自分の夢と情熱を失う
ことなく明るく、パワフルに生きている姿に感動させられます。
グローバルスタンダードや世界市場と口々に言われている今日ですが
まずは世界を知ることから始めなければ
世界とのビジネスに取り組めないことを教えてくれる一冊です。
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「放浪ニートが340億社長になった!」 (中村 繁夫著/ダイヤモンド社) 定価1429円+税 |
| 7月、1週のオススメ本
何度も会社更生法を適用されていますが、
1400年以上の歴史を持つ世界最古の企業金剛組をはじめ、
社歴100年以上の企業が日本には2万社以上存在します。
以前、コクヨの部長さんにコクヨが
100年も継続できた理由が何かと
尋ねるとひとこと「真面目なこと」と
答えられたのが印象的でした。
企業が継続するためには時代と共に変化しなければならない部分と、
守り続けなければならない理由があります。
そして、社会的な存在意義がなければ存続することができないものです。
この本は特に起業したての経営者の方々にぜひ読んで頂きたい一冊です。
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「千年、働いてきました」 (野村 進 著/角川ONEテーマ21) 定価705円+税 |
| 6月、4週のオススメ本
「デザイン思考」が重要視されている現代。「そもそもデザインとは何
であるのか?」という基本的な疑問を問いかける必要があります。デザ
インとは形を美しくするための“高級嗜好品”として存在しているわけ
ではありません。社会の変化に適応し、人の暮らしを便利にするための
道具であったり、知識レベルが異なる人の共通言語であったりと、全て
「人」を中心に開発されてきたのが本質的なデザインです。宗教や文化
や言語が異なる人々にとってデザインこそが世界共通言語となっている
のではないでしょうか?そのようなデザインの役割を科学的な見地から
分析したのがこの本です。
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「誰のためのデザイン?」 (D・A・ノーマン著/新曜社認知科学選書) 定価3465円+税 |
| 6月、3週のオススメ本
『ゼクシィ』が誕生する前のブライダル業界は
結婚式という売り手市場の商品に好き勝手な料金を付けて、
暴利をむさぼっていました。しかし、『ゼクシィ』によって価格がオー
プンとなり、異業種の参入が激しくなったことで旧来のホテル業界など
は一気に打撃を受けました。まさに、たった一冊の雑誌が業界を塗り替
えてしまったのです。
優良企業が「破壊的なイノベーション」によって倒産に追いやられてし
まう社会構造をクレイトン・クリステンセン教授が多くの事例を元にと
ても明快に分析した一冊です。このイノベーションが盛んな現代を生き
残るための重要な情報がぎっしりつまった一冊です。
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「イノベーションのジレンマ」 (クレイトン・クリステンセン著/翔泳社) 定価2000円+税 |
| 6月、2週のオススメ本
アメリカのIDEOに並び称されるドイツのフロッグデザイン。
その創業者である著者のデザインイノベーション論です。
デザインイノベーションとは単純に外観を美しくすることではなく。
外的な要因(予算、社会性、企業体質、市場など)と製品との関係を
いかにバランス良くコントロールしていくのかを追求する考え方です。
まさに市場をデザインするのがデザインイノベーションの神髄と言える
でしょう。アップルのMachintoshSEやIICのデザインを始
め、ルフトハンザ、ディズニー、ルイ・ヴィトンなどの経済的な成功を
支えてきた著者のデザイン手法による経営論は新しい時代の戦略術と
なっています。
今後、ますます世界的に活発化するデザインイノベーションを学ぶため
にも
オススメの一冊です。
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「デザインイノベーション」 (ハルトムット・エスリンガー著/翔泳社) 定価2200円+税 |
| 6月、1週のオススメ本
大正12年創業の岡山倉敷市に本社のあるカモ井加工紙。
「ハイトリ紙」という蠅を捕まえる粘着紙を販売することから
スタートした同社は、独自のイノベーションの考え方により
87年という歴史を乗り越え続けた中小企業の鏡のような会社です。
特に、同社がデザイナーと取り組み、ヨーロッパにまでファンを広めた
「mt」シリーズは和製アップルコンピューターのような
デザインイノベーションの成功事例と言えます。
創業以来の「粘着紙」にこだわり続けるぶれない姿勢と
「粘着紙」を使って新たな市場を作り続ける
イノベーションの姿勢。
その両面のバランスを調和させながら長い歴史を生き残った「カモ井」の
中小企業経営教科書的な本です。
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「粘着の技術“カモ井加工紙の87年”」 (吉備人出版) 定価1500円+税 |
| 5月、4週のオススメ本
右脳型マーケティング脳と左脳型マネジメント脳という切り口です。
僕が特に感銘をうけたのは
「マネジメントはすべてを詰め込もうとする
マーケティングは一語で表現しようとする」
という一説です。
多くの打ち合わせに参上すると
クライアントがあれもこれもと僕たちに要求してきます。
そして、小さな紙面に虫眼鏡がないと読めないような
情報量を詰め込みたがります。
語り手は沢山のことを語りたがりますが
聞き手には3つぐらいの情報しか頭に入らないのです。
そのなかでも特に気になる一つが記憶に残ります。
現代のビジネスに必要なのは
どうやって相手の意識に自分のことを記憶してもらうか?です。
それは、相手のことを想像できる能力が重要です。
天才マーケター ライズ親子が
想像型社会に必要な右脳型マーケターになるための
ポイントを具体事例を通して教えてくれます。
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「マーケティング脳VSマネジメント脳」 (アル・ライズ ローラ・ライズ著/PHP) 定価1680円+税 |
| 5月、3週のオススメ本
よく巷で、右脳学習法が話題となっています。
しかし、そのほとんどが“潜在意識”を利用することで
普段使われていない脳を活用し、
天才的な記憶力を身につけようという抽象的な内容ばかりです。
そんな中で、この本はより具体的な右脳活用法を
すごく分かりやすく説明し、
実用的な技法の数々を紹介してくれています。
たとえば、メモを「赤」「黄」「緑」「青」と色分けし、
感覚的に重要度を右脳で分類することができるので
書かれている内容がスムーズに頭に入って来る方法や、
ページに書かれている内容をイメージしてから本を読むと
速読が可能となる方法とか、
様々な“使える”技法のオンパレードです。
普段、忙しい忙しいというのが口癖の
仕事の遅い方にオススメです。
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「本当に頭が良くなる1分間勉強法」 (石井貴士 著/中経出版 ) 定価1400円+税 |
| 5月、2週のオススメ本
世界一のデザインイノベーションカンパニー「IDEO」のCEO
ティム・ブラウンが書いた、21世紀型企業スタイルの提案書です。
デザインイノベーションと聞いて、
ピンと来ない人は多いかも知れませんが
「i- phon」や「google」を知らない人は
少ないのではないでしょうか?
それらは、すべて「デザインイノベーション」の産物です。
特に、近年、世界的に女性が消費のリーダーシップを持つ時代。
スペックや性能だけの「物」思考では
消費者は振り向いてくれません。
感性に訴えかけ、目に見えない未来を指し示す企業に
多くのファンが集まる時代です。
そのファンを超えた「信者」作りを行うのが
新しい概念で形成されたデザイン思考です。
従来のカタチだけのデザイン論ではなく、
人の行動を科学し、社会科学や経済学までも包括するのが
ティム・ブラウンが提案する「デザインイノベーション」です。
これを知らずに明日の経営はあり得ないといっても
過言ではありません!!
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「デザイン思考が世界を変える」 (ティム・ブラウン 千葉敏生 著/ハヤカワ新書 ) 定価1300円+税 |
| 5月、1週のオススメ本
CMプロデューサー、「料理の鉄人」「世界遺産」の企画、
旅館やホテルのプロデュースなど、多彩に活躍する
小山氏の仕事術を超えた、人生術が描かれた本です。
ある、老舗ホテルプロデュースの事例では、
倉庫から100年前のカレーライスのレシピを引っ張り出し、
「限定販売100年カレー」と打ち出して即完売をしたケースなど、
日常の視点にひねりを加え、当たり前のような物事を
きらめきに変える「アイデア」術を学ぶことが出来ます。
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「考えないヒント」 (小山薫堂 著/幻冬舎新書) 定価720円+税 |
| 4月、4週のオススメ本
企業は創業時からついつい大きな会社の真似をしてしまいます。
立派なオフィスを構えて、よた話をするお客さんにならないよう人に
丁寧にお茶お出し、誰に見せるあてもないのに会社案内を作ったり。
そんな、常識(非常識)を一から十まで疑っているのが
この本です。
世界中に散らばった十数人のメンバーで数百満人のクライアントを抱える
ソフトウェアー会社37シグナルズの創業者達が
型破りな視点で、現代の企業経営のヒントを教えてくれる名著です。
特に、夢に溢れる10人以下の企業経営者必見です!!!!!
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「小さなチーム、大きな仕事」 (ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著/ハヤカワ新書) 定価1100円+税 |
| 4月、3週のオススメ本
中小企業にとって重要なのは、
常に大企業がひいたルールを裏切ることです。
大企業のルールの上で戦っても
中小企業に勝ち目がありません。
その中小企業戦略においてデザインが
欠かせないものとなっています。
しかし、多くの中小企業はデザインを表面的な形と考えています。
中小企業にとって重要なのは形としてのデザインではなく、
大企業の真似の出来ないルールをデザインすることです。
例えば、NANAOのモニターは医療に特化した使い勝手を考え
医療現場で大活躍しています。
これは、SONYやPANASONICの狙うことの出来ない
ニッチな市場です。
そして、マス製品の真似の出来ない
ニッチならではのデザインが重要となってきます。
この本では、中小企業の経営に必要な
デザイン戦略を具体的事例をもとに、
とても分かりやすく解説しています。
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「中小企業のデザイン戦略」 (木全 賢 井上和世 著/PHPビジネス新書) 定価800円+税 |
| 4月、2週のオススメ本
話題旅館の「星や」を支えているのは
精度の高い、顧客アンケートです。
その顧客アンケートから導き出される顧客満足度を
緻密に分析し、分単位のサービスを提供しているのが
人気の秘密と言っても過言ではありません。
そのアンケートの背景には
MBA仕込みの統計学から導き出された
分析結果があるのです。
情緒的に思える「顧客満足度」も
統計学に裏付けされたデータをもとに分析すると、
新たな企業戦略が見えてきます。
かといって、「数字はにがて〜」という僕達に
「統計学」を分かりやすく解説し、
実務に使えるように導いてくれる本です。
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「文系でもわかるビジネス統計入門」 ( 内田学 兼子良久 斉藤 嘉一 著/東洋経済) 定価1800円+税 |
| 4月、1週のオススメ本
AMAZONの「キンドル」やAPPLEの「I-pad」。
ネット時代は本格的に新時代を迎えました。
「ネットオンチなもので…」なんてことを言うと
電話機を持っていない人並みに
変人扱いされる時代になってしまいました。
この、激動のIT時代を分かりやすく教えてくれるのがこの本です。
「Web.2.0」「CMS」「RSS」「PV」
「CGI」…
なんのこっちゃらさっぱりという方に
最適な一冊です。
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「世界一わかりやすいWebマーケティングの本」 ( 羽切 徳行 著/イースト・プレス) 定価1400円+税 |
| 3月、4週のオススメ本
今までは、サーバー管理者が
アクセス状況を管理するだけのものだと考えられていた
アクセス解析ですがGoogle Analytics
を始め、無料で高機能アクセス解析ソフトが簡単に仕様出来るように成
りました。
この、Analyticsはサーバー管理者のためではなく、
マーケティングのために開発されているアクセス開発ソフトです。
その他、SEO対策やITマーケティングの重要性を
すごく分かりやすく書かれている本です。
デザイナー、マケター必見の一冊です。
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「アクセス解析の教科書」 ( 石井 研二 著/株式会社翔泳社) 定価2200円+税 |
| 3月、3週のオススメ本
すっかりGOOGLEにはまっている今日この頃です。
昨年ぐらいからクラウドが声だかに言われていましたが
改めてGOOGLEクラウドを使用すると
その機能に驚きの毎日です。
アンケートフォームを簡単に作れてネット配信できたり、
他社のホームページのアクセス状況が分析できたり、
キーワードの季節傾向を分析したり…
大手マーケティング会社が真っ青になりそうな機能が
全て無料で使えてしまいます。
特に、マーケティング関係者に超おすすめの一冊です。
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「図解でわかるGoogleマーケティング」 ( 村上 崇 著/JMAM) 定価1600円+税 |
| 3月、2週のオススメ本
前回の「FREE」にも紹介されているあの「Google」。
果たして、ただ気の良いスタンフォードの学生二人が作った、
愉快なベンチャー企業なのでしょうか?
近頃話題の「クラウド」を始め、
様々な高性能サービスを無料提供し続ける、
「Google」の正体とは?
彼らは、何を目的とし、どこに向かっていくのでしょうか?
今や「情報産業」は「オイル産業」に取って代わる
21世紀最大の産業になろうとしています。
その代表的企業「Google」から
私たちの向かっている未来を読み解くことができるかもしれません。
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「Googleの正体」 ( 牧野 武文 著/NHK出版) 定価780円+税 |
| 3月、1週のオススメ本
近頃、最も新しいマーケティング理論である
「ロングテール」を世界に始めて紹介した「ワイアード」編集長
クリス・アンダーソンの最新作です。
「無料でシェイバーを配ったジレットは、
なぜあれほどの成功にいたったのか?」
「発売当初まるで売れなかったゼリーが
食卓を賑わせるようになった秘策とは?」
「Googleはあれだけの無料サービスを提供して
200億ドルの収益をあげることができるのか?」
その答えはすべて「無料」にあります。
「無料」による莫大な収益構造の秘密を
とても分かりやすく解き明かしてくれます。
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「FREE」 ( クリス・アンダーソン 著/NHK出版) 定価1800円+税 |
| 2月、4週のオススメ本
世界的デザイン教育で有名なパーソンズのリサーチディレクターを務める
著者はデザインの歴史的な流れから、
経営戦略においてデザインが担っている役割を多くの企業事例をもとに、
論理的で分かりやすく書かれています。
この本は特にデザイナーと経営幹部の方に読んで頂きたいですね。
僕は、日本のデザイナーの考え方や
役割が欧米のデザイナーとの間に大きく隔たりがあることに
驚愕しました。
日本のデザイナーの認識はどちらかというと芸術家に近いものがありま
す。
ところが、欧米のデザイナーの認識は起業家的です。
つまり、イノベーションを企業やマーケットに起こすことが
デザイナーの役割であると考えているのです。
今後の、日本経済を大きく変えるのは欧米的な考え方を持つ、
新時代のデザイナー達だと僕は確信しています。
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「戦略的デザインマネジメント」 ( ブリジット・ボージャ・モゾタ 著/アスキー新書) 定価3200円+税 |
| 2月、3週のオススメ本
著者の須田氏は
博報堂でインタラクティブ広告のディレクター。
アートディレクター、CMプランナーなどを経験してきた著者が
マス媒体のみの広告活動の効果が激減していることを
強く実感し、「MIXY」や「TWITTER」などの
現代コミュニケーション手段を実験しまくり、
旧来の広告手法が大きく変化していることを実感し、
効果的な最新のミクストメディアを分かりやすく
紹介してくれている本です。
広告の最新事情を知るためにもおすすめの本です。
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「使ってもらえる広告」 ( 須田 和博 著/アスキー新書) 定価743円+税 |
| 2月、1週のオススメ本
デフレ社会をいち早く予測し、
その対応策を分かりやすく示している酒井先生の名著です。
本の価格は、かなりお高い目ですが、
その内容にふさわしい内容です。
なかなか、自分ではわからない、
自社経営分析を
シート形式にして記入できるので
「強み」と「弱み」を客観的に知ることが出来ます。
一流の経営コンサルタントを一人雇うと考えると
すごく、お得な一冊です。
デフレ時代に対抗し、自社の強みを発見して
生き残るためのグランドマップを描くことができる本です。
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「価格の決定権を持つ経営」 ( 酒井 光雄 著/日本経営合理化協会) 定価15,000円+税 |
| 1月、4週のオススメ本
天才にして、冷酷な経営者として有名な
スティーブ・ジョブス。
しかし、大きな目的を持っている人間は
得てして、普通の人から見れば冷たく見られるモノです。
そして、天才になるためには強力なライバルが必要です。
スティーブ・ジョブスにとってのライバルは
言わずと知れたビル・ゲイツ。
この二人は同じ年に生まれ、
その後、数粋な運命で強力なライバル同士となるのでした。
ノンフィクションとは言えない
ドラマティックな二人の人生を
興味深く浮き彫りにした小説。
経営者にとって重要な経営哲学を学ぶことができます。
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「スティーブ・ジョブス 神の策略」 ( 竹内 一正 著/経済界) 定価800円+税 |
| 1月、3週のオススメ本
タンジブルとインタンジブルという言葉があります。
タンジブルとは目に見え触れられるもの。
インタンジブルとは目に見えず触れられないものです。
例えば、トイレの清掃はキレイになりますが
目に見えて分かりやすいものではありません。
ところが、便座に「清掃済み」という札をかけることで
目に見えない「清掃」ということが可視化されます。
デザインの現代的な役割とは
このように目に見えないものを目に見え
触れられるようにすることで
様々なメッセージを人に伝えることにあります。
現代的な企業経営に欠かせないデザインの役割を
経営的な視点でまとめられた一冊です。
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「知識デザイン企業」 ( 紺野 登 著/日本経済新聞出版社) 定価1900円+税 |
| 1月、2週のオススメ本
どの企業でも、新入社員の教育のみならず、
管理職の研修なども経営者が苦労する時代です。
なぜなら、誰もが自ら学ぶよりも
教えてもらうという受け身の姿勢が強い時代だからです。
それも、上手に教えてくれなければ
教える方が悪いと言うことになってしまいます。
著者は数々の企業研修講師をしてきた経験から
教わる人の立場にたった教え方を会得。
その手法をとても分かりやすく
解説してくれているのがこの本です。
教え下手で悩んでいる管理職必見の一冊です。
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「頭のいい教え方すごいコツ!」 ( 開米 瑞浩 著/青春出版社) 定価1200円+税 |
| 1月、1週のオススメ本
新刊は絶版となり中古本のみとなっていますが
感動的な男のドラマです。
カーネル・サンダースはケンタッキー州のコービンの
国道沿いにとても繁盛するカフェを営んでいました。
ところが、近くにハイウエイができ、客足がバッタリ途絶え
60才の彼は路頭に迷うはめに陥ってしまいました。
なんとか、生活を立て直すために、
カフェで人気のあった「フライドチキン」のレシピを
販売するために、老体にむち打ち
車で寝起きしながら
1000件近いレストランを訪問した末に
フライドチキンの販売契約を取り付けたのでした。
常に、神様を信じ、自分のレシピを信じ続けて
ついに、その夢を達成させた彼の姿は
感動的なロードムービーを見ているようです。
窮地に立たされたときに勇気付けられる一冊です。
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「カーネル・サンダース」65歳から 世界的企業を興した伝説の男 (藤本 隆一 著/産能大学出版部刊) 絶版 |
| 12月、4週のオススメ本
この不況のさなかに
利益を伸ばし続けている
凄腕、経営者8人に対するインタビューを編集した本。
職人文化を現代的引き継ぐ吉田カバンの吉田輝幸、
日本版テレビ通販の草分けジャパネットたかたの高田明、
リゾート再生の達人星野リゾートの星野佳路、
若い女性のライフスタイルを変えたフランフランの高島郁夫、
医療業界の革命児亀田メディカルセンター亀田信介、
その他、一休.com森正文、ビームス設楽洋、
レストランひらまつ平松宏之。
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「ぶれない経営」ブランドを育てた8人のトップが語る (首藤明敏 編集/ダイヤモンド社) 定価1600円+税 |
| 12月、3週のオススメ本
「ワクワク系マーケティング」で有名な
小阪裕司さんの本です。
この本の中で小阪さんは
大きなパラダイムシフトの流れについて
書かれています。
従来は「工業社会のパラダイム」であったものが
「感情社会のパラダイム」に
移行しているということです。
「工業社会のパラダイム」とは“スペック”や“機能”を重要視した
考え方です。
それに対して 「感情社会のパラダイム」とは
人の“感情”つまり、気持ちを重要視した社会であるということです。
先日も、日経新聞でティッシュの「ネピア」がテレビCMを
やめて、東ティモールのトイレ整備に予算を振り替えたところ
売上げが上昇したと書かれていました。
この、時代の変化を知るヒントとなる一冊です。
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「ビジネス脳を磨く」 (小阪 裕司 著/日経プレミアシリーズ) 定価850円+税 |
| 12月、2週のオススメ本
北海道の片田舎である赤平市にある
自費でロケット開発を行っている町工場、「植松電機」。
本業は廃棄物処理用の大型マグネット工場。
その会社の専務であり、ロケット開発会社
「カムイスペースワークス」代表取締役である
植松努さんのロケット開発奮闘日記です。
お金もなく技術もない植松さんが
“情熱”と“あきらめない”という気持ちだけで
NASAにまで注目されるようなロケットの開発を行っています。
植松さんの言う成功の秘訣とは
「成功するまで続けること」
だそうです。
すごく、勇気づけられる本です。
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「NASAより宇宙に近い町工場」 僕らのロケットが飛んだ (植松 努 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 定価1300円+税 |
| 12月、1週のオススメ本
お金のコンサルタント本田健氏の数十万部ベストセラー作品の
文庫版です。
青年がユダヤ人の大富豪と出会ったおかげで、
彼が今まで持っていた価値観が180度変化する出来事の
連続となりました。
テストとして手渡された段ボールいっぱいに電球を
青年はどうやって一日で売り切ることができたでしょうか?
ビジネスを通して、人を知り、
お金の教えを手に入れた小説仕立ての
「お金と人生の教科書」です。
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「ユダヤ人大富豪の教え」 (本田健 著/だいわ文庫) 定価680円+税 |
| 11月、4週のオススメ本
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」
神田昌典 著
ダイヤモンド社 定価1600円+税
天才実践マーケター神田昌典氏の傑作。
中小企業マーケティングのバイブルです。
スター戦略構築法といわれる
神田氏独自の分析術により
MBAの教育を受けなくとも
正確なビジネスプランの立案ができます。
マーケティングと聞くと
有名大学出身のコンサルタントにしか理解できないと
思っていましたが、
とーっても素人にもマーケティングの神髄を
わかりやすく解説し、
実践できるように書かれています。
正に「目から鱗」!!
商売をする人には必読の一冊です。
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「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」 (神田 昌典/ダイヤモンド社) 定価1600円+税 |
| 11月、3週のオススメ本
「リナックスカフェ」の設立など、
型破りな経営スタイルで有名な平川氏の
逆説的タイトルが付いたユニークな本です。
少し前なら「FXで儲かる」とか、
「アフィリエイトで年収1000万円」などと、
唯物論的な書物が氾濫していましたが、
今年は、松下幸之助やピーター・ドラッガー本に
人気が集まって昨今。
平川氏の「会社観」「仕事観」は今の社会にフィットしています。
「仕事」の役割とは「自己を高める」事という、
本質的な「生き方」と「仕事」の関係を考えさせられる本です。
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「反戦略ビジネスのすすめ」 (平川 克美/洋泉社) 定価1600円+税 |
| 11月、2週のオススメ本
流通に関わる人間ならば、
知らない人はいない「日経MJ 」。
「流通」が見えると社会構造が見えてきます。
その一年間の記事をとおして、
2010年を考えることが出来る本です。
客観的データを元に、淡々とトレンドが描かれているので、
経営の羅針盤として最適な一冊です。
データのなかで、僕が特に興味をひかれたのが、
「外食値下げ、集客限界」というものです。
安ければ、客が集まるのではないのです。
「安さ」「品質」「トレンド性」それらの要素が調和して
客が集まる時代なのです。
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「日経MJトレンド情報源2010」 (奥山 清行 著/PHP研究所) 定価1300円+税 |
| 10月、4週のオススメ本
日本人初のフェラーリデザイナーであり、
フェラーリ最高級車「エンツォ・フェラーリ」のデザイナーとして
有名な奥山さんの本です。
現在は故郷山形の地域活性化をデザイナーの立場から行っています。
「価値」とは、場所や見方を変えることで
自由自在に変化させられることを
廃業に追い込まれそうな「鉄瓶」製造業や「織物」業の
企業再生を通して、教えてくれる本です。
「可能性」を断ち切っているのは
自分自身かも知れないことを奥山さんの活動から
気づかさせられます!!
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「フェラーリと鉄瓶」 (日経MJ編/日本経済新聞出版社) 定価1900円+税 |
| 10月、3週のオススメ本
少し前、2003年発行になります。
長年、人工知能開発に関わってきた黒川さんの
科学的側面と情緒的側面の両方から
男性脳、女性脳を分析した本です。
この分野で有名な本では
「話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く」
というのがありますが
「話を聞かない男…」をもっと日本人的に解釈したのが
「LOVEbrain」です。
新刊はありませんが、特に女性脳を理解したい
もてない男性にお勧めです。
これから、ますます女性が消費のイニシアティブを握る昨今、
「女性心理」を少しでも知っておきたい男心です。
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「LOVE brain 行為を紡ぐ男脳 言葉を紡ぐ女性脳」 (黒川 伊保子 著/PHP研究所) 絶版 中古本のみ |
| 10月、2週のオススメ本
アメリカ最大の広告代理店・トンプソン社の常任最高顧問であった、
筆者の広告制作を通じて培ってきたアイデア作りの究極の方法論。
「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外
なにものでもない」
と言う言葉に、端的に表れているように、
アイデアとは無から有を生む作業ではなく、
人々が生きてきた時間、経験してきた全てが
アイデアの源泉となっているのです。
どんな、事態であっても、アイデアがあれば、
乗り越えることができる。
たった、30分で読める
素晴らしい一冊です。
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「逆境は天からの贈り物」 (ジム・ローン 著/きこ書房) 定価1365円 |
| 10月、1週のオススメ本
「有益な書物を読む人を鼻で笑う人がいます。
しかし、本を読まない人間は字が読めないのと同じで、
無知から抜け出すことはできません」
まさに、読書とはほんの少しの投資で
世界中の英知を知ることが出来るすばらしいツールです。
全米No.1のカリスマコーチ。ジム・ローンの
“心”と“脳みそ”にしみる、
疲れたあなたに優しく、厳しいアドバイスを
与えてくれる本です。
「宇宙の法則は普遍です。
種をまいた者が、
実を刈り取ることができます」
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「アイデアのつくり方」 (ジェームス・W・ヤング 著/阪急コミュニケーションズ) 定価816円+税 |
| 9月、5週のオススメ本
中学生からアメリカの片田舎に両親の転勤で
過ごすこととなった筆者。
その環境は、まわりに日本人が一人もいない
孤独で自立心を磨くには打って付け環境であった。
そこで、筆者が身につけたのが「擦り合わせ思考」
ジャズのようにアドリブで環境に順応しながら
最適な音を探し出すように
ビジネスの社会での柔軟な思考力を編み出したのです。
日本アディダスの立ち上げや東ハトの再生など、
その手腕を生かした「擦り合わせ思考」実践術が
具体事例を元に紹介されています。
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「擦り合わせ思考力」1+1=10の成果を挙げる発想&実践術 (辺見 芳弘 著/PHPビジネス新書) 定価800円+税 |
| 9月、4週のオススメ本
この逆説的なタイトル。
今、出版業界の流行ですねー。
しかし、内容はなかなか的を得ています。
僕の尊敬するクライアントさんに紹介して頂いた本です。
文中で印象的だったのは
「管理職は人を管理する仕事ではなく、
仕事を管理する仕事である」というくだり。
眼から鱗の言葉です。
さらっと読めて、経営者にとってためになる一冊です。
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「社員のモチベーションは上げるな!」 (宋文洲 著/幻冬舎) 定価952円+税 |
| 9月、3週のオススメ本
映画やドラマですっかり有名になった「ハゲタカ」の続編です。
日本経済のみならず、世界経済の仕組みを
とても面白おかしく、ダイナミックで分かりやすく
描いています。
僕はこの本で「ターンアラウンド・マネージャー」の仕事を
始めて知ることが出来、
自分の仕事に役立つ知識を得ました。
実名は出てきませんが
「カ●ボウ」と「花●」の買収劇の裏側や、
「N●C」と「CAN●N」M&Aをめぐる
アメリカ投資会社の陰謀の内幕など、
改めて、企業を守る経営者の役割の重さを
知らしめてくれます。
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「ハゲタカ2 上・下」 (真山 仁 著/講談社文庫) 定価820円 |
| 9月、2週のオススメ本
「ゴーマニズム宣言」で有名な小林よしのり氏が
勝谷誠彦氏をはじめとした、濃いい20人の知識人たちにより
「売国奴的現役政治家」のワースト10を選出し、
その所行を事細かに分析していくという、
とても怖くてユニークな企画です。
個人的には“ノンポリ”の僕ですら
思わず、『憂国心』に目覚めてきました。
郵政民営化の恐ろしい裏話が…
日本政治の暗部をえぐり出す問題作。
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「日本を貶めた10人の売国政治家」 (小林よしのり 著/幻冬舎新書) 定価760円+税 |
| 8月、4週のオススメ本
この本は、コンサルタントの入門書というよりも
コンサルタントという職業を通して
様々な企業を渡り歩いてきた歴戦の強者の企業観です。
元々、建築学部を卒業し、建築家からコンサルタントになった
野口氏。そのユニークな経歴のみならず
MBA取得者とは違った
地に足の付いた経営指南に共感できました。
特に中小企業経営者の方におすすめです!!
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「コンサルタントの習慣術」 (野口吉昭 著/朝日新聞出版) 定価740円+税 |
| 8月、3週のオススメ本
僕が愛読しているメルマガ
『営業のカンセツワザ 』の筆者 渡瀬 謙さんおすすめで
読みました。
教師を20年近くしている僕にとって
“眼から鱗”の教育方法の数々です。
“コーチング”と“ティーチング”が根本的に
違っており、初心者に“コーチング”をしても
何の役にも立たない。人にものを教えるのは
プレゼンテーションではなく「教える技術」の習得だ!!
と言うことを痛感させられました。
誰も教えてくれなかった「教える技術」をマスターできます。
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「頭のいい教え方すごいコツ!」 (開米瑞浩 著/青春出版社) 定価1200円+税 |
| 8月、2週のオススメ本
1991年に書かれて以来、今ではすっかり定着した
『キャズム理論』。
商売は闇雲にするものではなく
自分たちの居る業界が現在、どの場所にあり、
今後どのような状況になるのか?
別名「成長曲線」として知られている
あなたの業界の将来を知り事ができる一冊です。
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「キャズム」 (ジュフリー・ムーア 著/翔泳社) 定価2100円+税 |
| 8月、1週のオススメ本
「経常利益とは社会へのお役立ち料」松下幸之助
「利益とは社会からいただいているお布施」
花王 会長 後藤卓也
こんな時代だからこそ
改めて経営の本質と構造を考え直す必要があります。
「経営者の仕事は大きな事を考えることと、
小さな事に目を配ることだ」松下幸之助
伊丹教授の鋭い分析眼が
現代の経営を丸裸にして
これから向かうべき方向を示唆してくれています。
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「経営を見る眼」 (伊丹敬之 著/東洋経済新報社) 定価1600円+税 |
| 7月、4週のオススメ本
エクスペリエンス・マーケティングの大家
藤村正宏さんの著作。
世の中の消費志向が「物」から「体験」型に変わってきていることを
いち早くキャッチしたのが藤村さんです。
「女の子にプレゼントをしているのに嫌われる男!」
「プチケーキをランチにサービスしているのに
お客からクレームを付けられるレストラン」
その理由は「エクスペリエンス」にあります。
前回に引き続き“絶版”シリーズですが
アマゾンでなんと80円ほどで買えてしまう良書です。
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「「ニーズ」を聞くな!「体験」を売れ!」 (藤村正宏 著/オーエス出版社) 絶版ですがアマゾンで購入できます。 |
| 7月、3週のオススメ本
「ホイラーの法則」広告業界の人間なら
聞いたことのある言葉です。
広告業界以外の人でも
「ステーキを売るな、ジュウジュウというシズルを売れ!」
という言葉なら聞いたことがあるかも知れません。
1930年代アメリカの名コピーライターである
ホイラーの名著。とても60年前に書かれた本とは
思えない新鮮さです。
彼は、「物は言い様」でいくらでも価値が変わることを
熟知していました。
石ころに希少性を持たせれば「宝石」です。
日本語訳はすでに絶版になっていますがアマゾンで
買うことができますので、ぜひご購入をお勧めします。
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「ホイラーの法則」 (E・ホイラー 著/ビジネス社) 絶版ですがアマゾンで購入できます。 |
| 7月、2週のオススメ本
以前、ご紹介した「影響力の武器」の実践編です。
前回に比べて、非常に本が薄くなり
活字嫌いの方でもかなり読みやすくなりました。
オークションで高値で販売する方法を知っていますか?
それは、最初の金額を安く設定して
入札者の数を増やすことだそうです。
入札者が多いことでその商品の信用度が高まり
なんとかして入札したい気持ちにさせるのです。
人の行動は他人の行動で規定されるものです。
ビジネス・人間関係・恋愛に
人にかかわるあらゆるシチュエーションに活用できる一冊です。
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「他人に軽く扱われない技法」 (内藤誼人 著/大和書房) 定価1300円+税 |
| 7月、1週のオススメ本
やさしい人はバカを見る。
現代社会の厳しい現実。
そんなやさしい人が社会で逞しく生きるための処世術が
本書です。
「人たらしのブラック心理術」など、ろくでもない本ばかり
手がけている内藤氏ですが
心の清い人にこそぜひ知ってほしいマインドコントロールの
からくりです。
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「影響力の武器 実践編」 (ロバート・B・チャルディーニ 著/誠信書房) 定価2,000円+税 |
| 6月、4週のオススメ本
「レバレッジ」という言葉で
独自のセルフブランディングを高めてきた
本田氏の最新刊。
「急がば回れ」という言葉がありますが
経営には、速度が問われます。
膨大な情報量から経営に重要な情報を得るためには
「レバレッジ」を効かせなければ行けない時代です。
的確な「レバレッジ」のポジションを
胡散臭くなく、分かりやすく教えてくれています。
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「レバレッジ・マネジメント」 (本田直之 著/東洋経済新報社社) 定価1600円+税 |
| 6月、3週のオススメ本
神田哲学の集大成といえる本。
「10年前と比較して、今のビジネス上の課題は急速に変化している」
神田氏が痛感した現状です。
また、もう一つ印象的なメッセージは
「営業している会社はもはや時代遅れ、
営業しなきゃならないようじゃ、先行き暗い」
じゃーいったいどうりゃいんだろー!!
その答えがおなかいっぱいになるほど書かれています。
神田氏の50万円セミナーに匹敵する内容です。
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「全能思考」 (神田昌典 著/ダイヤモンド社) 定価2,000円+税 |
| 6月、2週のオススメ本
アリゾナ州にあるインディアン・ジュエリー店での話。
まるっきり売れなかったトルコ石を
たたき売ろうと店主が値段を半額にした。
ところが店員が誤って2倍の値段をつけてしまった。
すると即座にトルコ石が完売となった!!
人は理屈ではなく心理で動いている。
その心理を読み取ることで
人の行動を自由に制御することができる。
歴史的に様々な社会的事例を元に
人の行動パターンをじつに分かりやすく解説した
悪魔の教科書。
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影響力の武器[第二版] (ロバート・B・チャルディーニ 著/誠信書房) 定価2,940円(税込み) |
| 6月、1週のオススメ本
かなり以前の本になりますが
僕が最も尊敬するコンサルタント ワインバーグの名著です。
一文を引用すると
「大きなシステムを、長期にわたる継続的接触を通じて
変えようとする小さなシステムは、むしろ自分の方が
変えられてしまう可能性が高い」
僕のような仕事には耳の痛い話です。
よく言う
「ミイラ取りがミイラになる」という話です。
この本はコンサルタントにとって最良の入門書であると同時に
人生訓に溢れています。
どんな職業であっても
「人」の性格や生き方に左右されるということを
分からせてくれます。
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「コンサルタントの秘密」 (ワインバーグ 著/共立出版) ¥2,800円+税 |
| 5月、2週のオススメ本
「下流社会」で100万部のベストセラーを出した。
三浦展氏の名著です。
マーケティング雑誌「アクロス」の編集長時代に
市場の消費動向と世代との関連づけを発見し、
現代のマーケティングに無くてはならない
考え方となりました。
意外と知られていない、“世代論マーケティング”
あなたのまわりの団塊ジュニアを取り込むだけで
その数、なんと1400万人です。
彼らの動向が今の日本の基本となっています!!
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「これからの10年─団塊ジュニア1400万人がコアしじょうになる─マーケティング戦略の狙い目はここだ!」 (三浦 展 著/中経出版) ¥1500円+税 |
| 5月、1週のオススメ本
僕の尊敬する全米ナンバーワンブランディングコンサルタント
アル・ライズの名著です。
少し前の本ですので新刊で、手に入らないかも知れません。
しかし、今の状況をいち早く見抜いたアル・ライズの予知能力に
驚きを隠せません。例えば、以下の一文がその事実を語っています。
「フォーブス」は、1993年当時、経営再建中のボルボに対し、
「世界の自動車市場におけるボルボのシェアは1%しかない。
成功の可能性は低い」と報じた。
だが、たとえ1%でも、しっかりフォーカスしているボルボのほうが、
シェア16%ありながら、何十も余分なブランドを抱えている
GMより優れている。やがてわかるだろう。
案の定、GMの状況はご存じの通りです。
この不況の中、今一度、ターゲットを絞り直し
適切なサービスの提供が重要であることを
学ばせてくれる一冊です。
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「フォーカス! 利益を出し続ける会社にする究極の方法」 (アル・ライズ 著/海と月社) ¥2000円+税 |
| 4月、5週のオススメ本
以前、3S工場の見学に行き感動しました。
整理整頓という行為が
掃除という範疇を超え、経営の戦略レベルに達していたからです。
この本は思考レベルでの3S活動と言えます。
物事が解決しないのは
目の前に不必要な情報が多すぎるからです。
情報にプライオリティーを付けて整理することで
新しいアイデアが見えてくることを佐藤氏は教えてくれます。
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「佐藤可士和の超整理術」 (佐藤可士和 著/日本経済新聞社) ¥1500+税 |
| 4月、4週のオススメ本
僕の憧れる「デザインで企業のイノベーションを触発する会社」
IDEOが丸見えになる本です。
デザインというものに一般的にとらえられている概念は
「芸術性」だとか「感受性」だとか言う言葉がつきまといますが
本来、デザインは社会生活の中で生まれ、
人々の暮らしを快適にするためのひとつの機能です。
そして、素敵な暮らしを提案するためには
緻密な分析と既存の習慣にとらわれない
発想力が必要です。
今、私たちがもっとも鍛えなければならない
「発想力」を生み出す方法をこの本から学んでください。
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「発想する会社」 (トム・ケリー& ジョナサン・リットマン 著/早川書房) ¥2500+税 |
| 4月、3週のオススメ本
先日、紀伊国屋にぷらりと立ち寄ったときに
あまりの“いかがわしさ”のために
ついつい買った一冊です。
30分あれば読めますが内容はとても興味深いものでした。
人は「スコトーマ」に支配されているそうです。
「スコトーマ」とはギリシャ語で“盲点”という意味ですが
人は自分の世界観にとらわれ
周囲の世界が見えなくなっているものです。
その世界観をちょっと外すと
全く違った世界が見え、
解決方法に行き着くと言うことです。
人の頭の構造って不思議ですねー
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残り97%の脳の使い方 (苫米地 英人 著/フォレスト出版) ¥1500+税 |
| 4月、2週のオススメ本
ビジネスの世界には
他社としのぎを削り合いながら血みどろの戦いをする
「レッド・オーシャン」と
戦わずにすくすく成長する
「ブルー・オーシャン」という世界があります。
例えば、SONYの「ウォークマン」は
代表的な「ブルー・オーシャン」です。
その「ブルー・オーシャン」戦略の立案方法を
「カットハウスQB」や「サウスウエスト航空」などの
分析をもとに紹介しています。
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ブルー・オーシャン戦略 (W・チャン・キム+レネ・モボルニュ 著/ ランダムハウス講談社) ¥1900+税 |
| 4月、1週のオススメ本
『フランフラン』を展開している
株式会社バルス高島社長の渾身の一冊。
この本を読めば
お客様のハートを射止める
MD=マーチャンダイズ(商品開発)の方法のみならず
繁盛店の秘密を知ることができる。
この本を読んで『フランフラン』に行けば
あなたも敏腕マーチャンダイザー!!
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フランフランを経営しながら考えたこと (高島郁夫 著/経済界) ¥1429+税 |
| 3月、4週のオススメ本
あなたの会社の商品やサービスが売れるために
もっとも大切なことは
商品やサービスをお客の記憶に焼き付けることが
できるかどうかにかかっている。
この本はお客の記憶に焼き付ける力強いメッセージの組み立て方を
誰もが理解できるように
豊富な事例でわかりやすく私たちに教えてくれる。
勝間和代さんも絶賛の一冊!!
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アイデアのちから (チップ・ハース+ダン・ハース 著/日経BP社) ¥1600+税 |
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